カーマイン&クリムゾンの語源は虫です!

2色でいい!?水彩で黄土色を作る方法5選!【見本画像付き!】

「もっと土みたいな黄土色がいいな~」
「混色して黄土色って作れないのかな?」


と思ったことはありませんか?

結論から言うと、
黄土色は2色あれば簡単に作れてしまいます!


黄土色は水彩絵具セットにも
入っている色ですが、
自分で作らないといけないことも
あるかもしれませんよね。


また、自分で作ることで

  • 土に近い黄土色
  • 葉に近い黄土色

など、自然な色が使えるようになります。

つまり上手な絵が描ける!
ということなんだ!



今回は、水彩絵具で黄土色を作る
4つの方法を画像付きでご紹介します!



ぜひお役立てください!


アクリルガッシュで作りたい人はこちら!

⇒黄土色をアクリルガッシュで作る方法4選!【画像付きで解説!】

黄土色はイエローオーカーのこと!

混色ってめんどくさい!
黄土色の絵具って売ってないの!?


黄土色は混色でも作れますが、
もちろん単色でも売っています!


水彩絵具ならば12色セットに入っていることも
多いでしょう。


気を付けたいのが
色名が日本語表記ではないかも!?ということ。



例えばホルベインの透明水彩は
「イエローオーカ―」という名前で
販売しています。



↓こんな色になります!

Ocher(オーカー)が土という意味!
黄色い土だからイエローオーカ―なんだ!

レッドオーカー(赤土)という色もあるんだね!


「でも混色で作ってみたい!」

という頑張り屋なあなたのために、

ここからは
混色で黄土色を作る方法をお話します!



絵具で黄土色を作る方法①黄色+茶色

レモン色と茶色


一つ目は黄色と茶色を混ぜる方法!

今回は

  • レモン色:バナジウムイエロー
    (シュミンケ ホラダム)
  • 茶色:バーントシェンナ
    (ホルベイン)
  • マルマン スケッチブック 

※以下特に記載なければ同絵具名は同メーカーとする
以下使用スケッチブックはすべて同じ

を使っています。


特にこだわりがなければ、
レモンイエローと赤茶色系の色を混ぜてOKです!



比較的イエローオーカ―に
近い色味になりました!



黄色と茶色

レモン色じゃない黄色を混ぜるとどうなるの?


多くの水彩絵具セットには
レモン色と黄色の2色が入っています。


では普通の黄色を混ぜると
どんな黄土色になるのか!?

使用画材
  • 黄色:
    パーマネントイエローディープ
    (ホルベイン)
  • 茶色:
    バーントシェンナ



その結果はこちら



少し黄色が強くなり、
鮮やかさが増しましたね!


鮮やかな黄土色が欲しい時は黄色に茶色を混ぜましょう!


絵具で黄土色を作る方法②黄色+茶色+青

せっかく混色するなら少し違う黄土色も作りたいな!


そんな時は黄色と茶色で作った黄土に
青や緑を少し足しましょう!


少し落ち着いたアースカラーになります。


まずは
黄色+茶色+青の組み合わせ!

使用画材
  • 黄色:バナジウムイエロー
  • 茶色:バーントシェンナ
  • 青:デルフトブルー
    (シュミンケ ホラダム)


青や藍色系の色なら近い色に
出来ると思います。


鮮やか過ぎず、
大人っぽさを感じさせる色ですね。



混色をするときは以下の手順で行うと
失敗を減らせます!

  1. 黄色と茶色を混ぜてベースの黄土を作る
  2. 筆を洗う
  3. 青を筆先に少しつけて①と混ぜる
  4. よく混ぜて色を確認
  5. ②~④を繰り返す

青を入れすぎると暗くなりすぎてしまうよ!
だから少しずつ足すのがコツなんだね!

茶色と黄色を混ぜる順序は気にしなくて構いません。



絵具で黄土色を作る方法③黄色+茶色+緑

じゃあ緑を混ぜると、どんな色になるの?


ということで、
こちらも実際に混色してみました。

黄色+茶色+緑の黄土色です。

使用画材
  • 黄色:バナジウムイエロー
  • 茶色:バーントシェンナ
  • 緑:ビリジャンヒュー
    (ホルベイン)

使用画材は一例ですので、
お持ちの水彩絵具の黄色、茶色、緑を
使用してください。


その結果はこちら!


混色量でも変わりますが、
青と比べて不透明で赤っぽさもあります。


ところどころに緑が見え、
地面の表現に向いていると感じました。

地面を塗る時に使ってみようかな!

DARENIHO

枯葉や木にも使えそうですね!



こちらも青を混ぜるときと同じ手順で
混色を進めましょう。

  1. 黄色と茶色を混ぜてベースの黄土を作る
  2. 筆を洗う
  3. 緑を筆先に少しつけて①と混ぜる
  4. よく混ぜて色を確認
  5. ②~④を繰り返す


少しずつ混ぜて、
好みの色まで調節するのが大切です。

絵具で黄土色を作る方法④黄色+紫

黄色と紫!?
そんなことしていいの!?



最後にオススメなのが黄色と紫!


青や緑を混ぜるよりも簡単に
落ち着いた黄土色を作れます!


使用画材
  • 黄色:バナジウムイエロー
  • 紫:ミネラルバイオレット
    (ホルベイン)

お持ちの黄色と紫をお使いください!

12色セットで紫が入っていない方は

赤+青

を混色して紫色を作ります。



紫と黄色を混ぜた結果はこちら!


みなさんが想像する黄土色に近い色が
簡単にできてしまいましたね!


「補色どうしを混ぜると灰色になります」
とよく言われるので、
黄色と紫=灰色!?
と驚いた方もいるかもしれませんね。


ただ、紫は赤と青で混色してできますよね。

最初に紹介した黄土色は
黄色+茶色(暗い赤)

ですから、

黄色+紫は
黄色+茶色+青に近いと言えるのです。


補色とは?
色相環
(色をグラデーションで並べたわっか)
の反対側にある色のことを補色と言います。

最も目立つ組み合わせで、
セブンイレブン(緑×橙)看板などでも
使われています。



紫の絵具があれば一番手軽な作り方かも!

DARENIHO

マット水彩、ホルベイン透明水彩は18色セットから紫色が入るようです。



水彩で黄土色を作る時は少しずつ混色しよう!

水彩を混色する時のコツってあるの?

DARENIHO
  • 透明水彩の場合は乾かしてから使うこと
  • 様子を見ながら混色すること
    ですね。

透明水彩は乾かして使おう

Ulrike LeoneによるPixabayからの画像



透明水彩の場合は
チューブから出した絵具は
固まらせて使うのが一般的です。



※作風によって異なりますが
全日本画材協議会連携出版物
「めざせ☆芸大美大」
2020 vol.10では
一般的とされています。




皆さんも小学生の時に
「パレットをきちんと洗いなさい!」

と言われたと思いますが、

  • 小学生の道徳教育のため
  • マット水彩は不透明も透明もどちらも使えるため
  • 不透明にするなら生の状態が使いやすいため
  • 小学生は透明にするのが難しいため
    (あるいは小学生らしい絵作りのため)

等の理由があると思います。

小学生の時に使っていた絵具と
透明水彩は違う絵具と思っておくと良いでしょう。


DARENIHO

一本2000円の透明水彩を都度洗うのはもったいないですよね。

関連記事

⇒水彩は何でできている?絵具の成分、材料って実は…

⇒絵具の顔料とは何だろう?種類を分かりやすく解説します!


様子を見ながら混色しよう

ポスターカラーや不透明水彩は乾かさないんだよね。
じゃあどうやって混ぜるのが良いの?

DARENIHO

透明水彩でも不透明水彩でも、パレットに出して少しずつ混ぜるのが良いよ!


混色をする時はパレットの小部屋に
必要な絵具を出して、

筆でそれを取って少しずつ混ぜます。


例えば黄色と茶色で黄土色を作るなら、

  1. 黄色と茶色をパレットの小部屋に出す
  2. 黄色の絵具を少し大部屋に移す
  3. 筆を洗う
  4. 茶色の絵具を少し大部屋の黄色と混ぜる
  5. 色むらがなくなるまで混ぜる


という手順が必要になります。


一度に混ぜてしまうと


茶色が多くて狙った色より赤くなった!

もっとたくさん黄色をいれよう!ドバッ

今度は黄色くなり過ぎた!
もっと茶色を入れないと…


となってしまいますよね…


そうならないためにも
慎重に混色するのが効率が良いですよ!

まとめ:絵具で黄土色を作る方法

HansによるPixabayからの画像



以上が水彩での黄土色の作り方でした!

黄土色は

  • 黄色+茶色
  • 黄色+茶色+青
  • 黄色+茶色+緑
  • 黄色+紫

単色を買う時は「おうどいろ」や「イエローオーカ―」


この4種類の混色方法で作れましたね。


他にも黄土色が作れる組み合わせは隠れています。


皆さんもたくさん色を混ぜて、
あなた好みの黄土色を探してみて下さいね!


今回使った絵具と黄土色の絵具


基本セットにオススメ!


筆者は18色セットに
好きな色を買い足しています。
上のリンクだと高いので
Amazonや楽天で検索しなおすのが
いいです。

すごい発色の高級水彩絵具



超絶柔らかくて
発色が良すぎる
プロ御用達の水彩絵具!
「水彩うま~い!」という方は
大体これを使っています。



関連記事はこちら!




前の記事はこちら!

黄土とはどんな色?日本の伝統色を知ろう【日本画絵具解説】

次の記事はこちら!