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【風水】瑞獣・神獣のスピリチュアルな意味一覧【四神】

 

この記事で出来るようになる事

プレゼントに最適な瑞獣。
その瑞獣のご利益や姿を一覧にしてご紹介します!


こんにちは、日本画家の深町聡美です。


誕生日、長寿祝い、入学祝……
お祝いのイベントって意外と多いですよね!

とてもおめでたくて、
祝う方も嬉しくなってしまいます!

そんな素晴らしい日をさらに素敵にするのが
手作りの絵!



この世に一つしかなくて、
なによりも真心がこもった作品は
最高の贈り物です。



そんなおめでたい日にピッタリのモチーフとして
瑞獣を描いてみるのはいかがでしょうか!?



今回の記事では、そんなおめでたいモチーフである
瑞獣の姿とご利益を一覧にしております。


今のお祝いごとにピッタリな瑞獣を見つけて
ぜひ素敵なプレゼントを作ってみて下さい!



瑞獣、神獣とは?

瑞獣、神獣と言ってはいますが、
普通の動物とはどのような違いがあるのでしょうか?


ここで言葉の意味を確認してみましょう!


瑞獣(ずいじゅう)とは、古代中国でこの世の動物達の長だと考えられた特別な4つの霊獣に代表される、瑞兆として姿を現すとされる何らかの特異な特徴を持つ動物のこと。

瑞獣/wikipedia





瑞獣の瑞とは「めでたい」の意味があり、
吉祥獣と呼ばれる事もあります。

要は
おめでたいことの前兆として現れる生き物」
という意味ですね。


調べてみた所、「霊獣」も「神獣」も近い意味で
使われていました。




そのためこの記事では、「霊獣」「聖獣」「神獣」
などと呼ばれている動物も、
おめでたい出来事の前兆として現れる動物
ということで、まとめて紹介させて頂きます。

見つけると元号が変わる!?
日本のおめでたい動物たちの紹介記事です。

幸運を呼ぶ動物たち―モチーフの意味や象徴するものとは?

おめでたい虫や魚もいます!

幸運を呼ぶ魚、鳥、虫―モチーフの意味や象徴するものとは?

四神(四大聖獣)

現在は東西南北を守護する聖獣とされている四神。

しかし元来、四神は春夏秋冬、
つまり季節を表すものでした。


そして季節は自然現象です。
「○月になったらその瞬間から春です!」

「○○さんが来たら夏の始まりです!」
とはなりませんよね。


「小さい秋見つけた」のように、
あるようなないようなを繰り返して、
季節は移り替わります。

そこに確固たる形はありませんよね。



その実体のない季節に形を与えようとしたのが、
四神の始まりでした



現在では、東西南北の方角を守護し、
内側に厄が侵入するのを防ぐ役割があるとされています。

青龍

青龍。または蒼龍。
東方を守護する瑞獣(聖獣)です。




  • 姿

長い舌を出した青い龍として描かれます。
体は蛇、首が麒麟、鹿の角、五本の指を持ち、
長いひげがあるとされています。


青は陰陽五行説の東、春、木に対応する色です。

青龍という名前をしていますが、
青は本来緑色を意味していました。

昔は緑色の龍として描かれていたのでしょう。




  • 能力

京都の町づくりに四神の守護システムが
使われているのは有名で、
青龍は八坂神社に対応しています。
八坂神社




八坂神社ではお祀りする事で福を呼ぶと言う
「青龍石」も授与されています。




また、青龍は青が春に対応する色という連想から、
生命力が溢れるご利益があるそうです!



京都の護りになったり、
パワーストーンに彫刻されたりなど、
お守りとして人気のモチーフになっている青龍。


しかし、意外にも四神の青龍そのものを
祀る文化はない
らしく、青龍という名前でも
水神としての龍や、別の神仏の化身として
祀られているようです。

清水寺・御朱印

青龍神社/神社人

道教の青龍は「青龍帝君孟章」という名前があります。

朱雀

鳳凰と同じ存在とも言われる朱雀。
五行説の火、夏の要素を持ち、南方を守護します。

  • 姿

朱色の大きい鳥で、その原型はキンケイ、
孔雀、タカ、ワシなどと言われています。

こう見ると、浄土に住んでいると言われるような孔雀や
高く飛ぶため、縁起が良い鳥とされるタカなど
おめでたいとされている鳥と原型が被っていますね。



姿かたちは
ニワトリの頭、ツバメの顎、蛇の首、
魚の尾、五色の模様あるいは羽毛



魚の尾が現在の孔雀のような羽に移り変わるまでの
変遷が気になりますね。



  • 能力

京都の町づくりにおいては城南宮に配置されています。

それにあやかって、城南宮では四神をモチーフにした
お守りが授与されています。

こちらでは朱雀だけでなく、他の四神の柄も
用意されているのでお気に入りの四神を選べますよ。

お守りとお札/城南宮

鳳凰と同一視されるほかフェニックスや
ガルーダと同一視されているのでは?
という説もあるようです。


どこの文化圏でも美しい羽毛を持ち
空を飛ぶ鳥は、神々しい存在だったのかも
しれませんね。



フィクション作品の多くでは炎を操るとされています。

これは陰陽五行説の火行の影響でしょう。


風水や気学では火行が対応する運勢、
人気運、恋愛運と関連付けられています。


スピリチュアルな意味においては、
フェニックスと同一視されるためか
「復活」「起死回生」といった意味が付与されていました。




白虎

西方を守護し、季節は秋。
陰陽五行説では金の属性を持ちます。
色はもちろん白。

  • 姿
    白い虎。
    虎が五百歳を超えると
    白虎になると言われています。
  • 能力

中国神話の最高神が虎神とされるように、
中国では虎は特別な動物で、
幸運をもたらす霊獣
であるとともに、
非常に怖れられていました。




白虎は京都を護るために、松尾大社で祀られました。

そのため松尾大社には白虎のかたちをした
おみくじがあるようです。



引用:かわいい京都

松尾大社/かわいい京都





また、白虎の御朱印も授与されているとのこと。






金の属性を持つこと、高貴な動物である事から
金運財運と関連付けられています。




さらに虎の獰猛な性格から戦神、
魔除けの守護神
などの性質を持ちます。

玄武

北方を守護する四神です。
五行は水、色は黒、季節は冬。

そのルーツは亀甲占いに使われた亀と言われています。


  • 姿

蛇の尾を持つ亀、あるいは
蛇に巻き付かれた亀として描かれていますが、
これは亀と蛇が雌雄であったためです。

別の動物が雌雄になっているものだと、
ほかに虎と豹がありますね。

このように、別の生き物が古代には同じ種類の雄雌だと
考えられることはまれにありました。



  • 能力

もともと日本でも、「神」を語源とするほど
おめでたい動物である亀。

玄武になってからは、雨をもたらし火災を鎮める水神
そして亀としての不老長寿のご利益から信仰を集めます。


上賀茂神社に祀られ、京都の北方を守護しています。

賀茂別雷神社(上賀茂神社:かみがもじんじゃ)公式Webサイト

主神は玄武ではありませんが、
シンボルに使っている神社もありました。

玄武神社

四霊(四大瑞獣)

『礼記』礼運篇に登場する、おめでたい四匹の瑞獣です。

応龍(黄龍)

『山海経』に登場する龍の一種です。


年老いた応龍が黄龍と呼ばれると言われます。

日本語ではどちらも「オウリュウ」と読んで
間違いではないそうですが、中国語では発音も
かわるのでしょうね。



  • 姿

その姿は黄金色をした龍
あるいは黄金に輝く龍と言われています。

三本の爪を持ち四本足で
蝙蝠か鷹のような翼を持っています。

蝙蝠は中国では非常におめでたい動物です。
応龍もとても縁起が良さそうな姿をしていますね。



  • 能力


ただ見た目がめでたいだけでなく、
青龍、朱雀、白虎、玄武ら四神の長を担っています。


四神が東西南北を守護し、
残る中央を応龍が守護しているのです。

たしかに、五行信仰に基づいている四神。
土の属性が足りていませんでしたよね。

というわけで、司る五行は土
季節は春夏秋冬それぞれの土用を司っています。


京都においては守るべき中心地である
平安神宮を守護しています。



四神(五神)としてのご利益意外に
水を蓄えて雨を降らせる能力があるそうです。



麒麟と同一視されて、
麒麟が中央を守護していることもあります。

鳳凰

鳥類の王様。

神社仏閣の装飾で良く見かける、身近な瑞獣です。

名前にもなっている平等院鳳凰堂が最も有名ですね。



  • 姿

ここで姿の説明を引用させて頂きます。

中国最古の類語辞典『爾雅』17章によれば頭は鶏、頷は燕、頸は蛇、背は亀、尾は魚で、色は黒・白・赤・青・黄の五色で、高さは六尺程とされる[1]。『山海経』「南山経」では鶏に似ており、頸には「徳」、翼に「義」、背に「礼」、胸に「仁」、腹に「信」の紋があるとされた。

引用:鳳凰/wikipedia




龍と同じく、さまざまな動物を組み合わせた姿をしており、
中には蛇や魚や亀……

いまいち想像しづらい動物も交じっております。




他にも様々な姿で描写されており、
組み合わせのバリエーションは豊富なようです。

青い鳳凰は(らん)、黄色い鳳凰は鵷鶵(えんすう)。
現代では羽は孔雀のような形になっています。




  • 能力

生態も不思議で、

・霊泉だけを飲む
・約120年に一度しか成らない、竹の実だけを食べる
・青桐にのみにとまる

と、青桐以外はかぐや姫の難問のようです。




これは、鳳凰が優れた支配者が現れる時の
予兆であるため、それだけ鳳凰=優れた君子が
貴重な存在である
ということを示す例え話でしょう。




このように不思議な生態をした巨鳥なのですが、
非常に高い徳を持ち、平安のシンボルとなっています。


また、龍と対になって描かれる
おめでたいシンボル
でもあります。




歴史があり、人気の高いモチーフなので
雀は鳳凰の雛と考えられているとか
鳳がオスで凰がメスだとか
色々な伝承があるようですね。

麒麟

三才図会に描かれた麒麟(明代)

四神と共に描かれる場合、中央を守護します。
応龍(黄龍)と同じポジションですね。
五行の要素は
爬虫類の長が龍、鳥の長が鳳凰ならば麒麟は獣の長です。

  • 姿

ここでまた姿の説明を引用させて頂きます。

形は鹿に似て大きく背丈は5mあり、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄をもち、麒角、中の一角生肉。背毛は五色に彩られ、毛は黄色く、身体には鱗がある。古くは一本角、もしくは角の無い姿だが、後世では二本角や三本角で描かれる例もある。

引用:麒麟/wikipedia




一見龍のようですが、身体つきは鹿のような
巨大な動物みたいですね。




鳳凰と同様に種類があり、

青いと聳孤(しょうこ)
・赤いと炎駒(えんく)
・白いと索冥(さくめい)
・黒いと甪端(ろくたん)/角端(かくたん)

と呼ぶのだそうです。

色ごとに呼び名を変えていたなんて、
昔の人はマメだったんですね。


  • 能力

※良い画像が見つからないので
アフィリエイトリンクで失礼します。


鳳凰と同じく非常に穏やか
徳が高い生き物とされ、殺生をしません

それだけ平和を愛する生き物であるため、

戦乱のない良い世の中になる、
つまり優れた権力者が現れる時のみ姿を現します

illustAC

安寧をもたらすお守り的に
君子が現れるより前に像が置かれることも
あります。


麒麟の像は良く見られますが、
先におめでたい物を置いてしまう事で、
良い現象を呼び起こそうということなのでしょう。

応龍と同一視され、四神と組まれて際には
中央を守護しています。

五行は応龍と同じく土。

霊亀

  • 姿

不老不死の仙人が住む山、蓬莱山を背負った巨大な亀。

それが霊亀です。

  • 能力

玄武と同様に、占いに使われてきた亀は、

「あの世に行って未来を見通す」とされました。

さらに、長寿のシンボルだった亀のイメージと重なり、
おめでたい亀となったのでしょう。


日本でも亀は神聖視されており、
変わった亀(瑞亀)が見つかるたびに
元号を変えていたことがありました。


その最初の例が715年の、霊亀という元号です。


その後、神亀、宝亀という元号もありますが
その後亀の発見によって元号を変える事は
なくなったようです。

その他の瑞獣たち

四神や四霊意外にもおめでたい瑞獣は
たくさんいます!

一部ではありますが、調べて分かった瑞獣を
まとめてみました!

獬豸(かいち)

  • 姿

牛や羊に似た、黒い体毛の一角獣。


  • 能力

紛争が起きると理が通ってない方を角で突き倒す

そのため、中国では正義や公正の象徴です。

中国、台湾などでは法による統治の精神を
カイチで表し、法を司る機関のシンボルマークに
なっていることも。









日本では有名ではないからでしょうか。

正義と公正に関するエピソードは多いのですが
それ以外の情報は少ないく感じました。


姿形に関してはイラストを検索した印象では、
牛や麒麟のような姿ではなく
羊型のものが人気なようです。


角を折ったらその人は死ぬとか、
突き倒された方は食べられてしまうとか
恐ろしい伝承もありました。

九尾の狐

美女に化けて国を傾ける悪獣とされる九尾狐。

現代では九尾の狐のイメージは良いとは言えません。

実際、妲己や玉藻の前をモチーフにした
キャラクターはフィクションでよく見かけます。



しかし九尾の狐は、見つけると優れた君主が現れたり、
平和が訪れるとされる瑞獣
でもありました。



中国の影響が強い日本でも色が違う狐は
吉兆として天皇に献上されていますし、
狐が悪を象徴するというわけではないのです。


九尾狐=悪という図式は封神演義によるもので、
玉藻の前=九尾の狐のイメージも
それに影響されていると言っても過言ではないでしょう。
(玉藻の前は元々二本の尾を持つ
巨大な狐だとされています。)




中国では奇数がおめでたい数字と考えられており、
九もまた、縁起が良い数字と考えられていました。

そのため九尾の狐もまたおめでたい瑞獣だったのです。




風水では九頭の馬を描いて
「馬九行く」=めでたい!

という縁起物もありますし、当時でも一般的に
めでたいものとして
受け入れられていたのではないでしょうか。



『山海経』では「よく人を食う」と記述がありますが、
一方でその肉に災いを退ける力があるとされています。





白澤

福原五岳『白沢避径図』1785年
  • 姿

人語を喋り知識を司ります。
その姿を描いた絵は魔除けとなるとされる瑞獣です。


多くは人面の牛、顔と両脇腹に三つの目、
そして六本の角を持つ姿として描かれますが、
本来は一角獣の類だそう。


日本ではという未来を予知する
人面の牛(妖怪)の影響で姿が変わったのです。


白澤が日本でブームになったのは江戸時代、
件も江戸時代に目撃情報がありますから、
納得がいく話だと言えますよね。

ぬり絵~霊獣・白澤(はくたく)~解説付き – 古河市

  • 能力

麒麟や鳳凰のように、
優れた為政者が現れる予兆とされるため、
政治を行う人たちに好まれました。


民間人にとっては魔除けの図案として
親しまれたようです。

風水で人気な瑞獣たち!

ありがたい瑞獣たちは風水でも大人気!

鳳凰や麒麟の置物もありますが、
少し変わった瑞獣たちも要チェックです。

貔貅(ヒキュウ)

貔が雄で、貅が雌。
ヒグマや虎と並び、戦士として調教された瑞獣だそうです。

そこから、非常に勇ましい兵を譬える際には
ヒキュウの名が使われる
とのこと。


しかし、現在の日本では戦神や魔除けパワーではなく
財運金運のモチーフとして有名なのではないでしょうか?

「ヒグマや虎のように獰猛な動物じゃないの!?」
と思いますよね。



これには実に愛らしいお話があるのです。


ヒキュウは元々戦士的な
魔除け用の獣だったのですが、
コロコロした見た目がかわいいので
天帝のペットに抜擢されました。



そんなかわいいヒキュウのご飯は金銀財宝。



これを色々な所から勝手に集めてきて
食べていたのだそうです。


そこまでは良いのですが、
かわいいヒキュウには
愛らしくて残念な欠点がありました。




それは所かまわず粗相をすること。


ペットとしての生活に飽きたから、
トイレトレーニングに失敗したから、
など風水屋さんによって諸説あるようですが、


とにかく何処でも用を足していたそうです。



そしてついに!
飼い主である天帝はヒキュウのうんこを
踏んでしまいましたとさ。


怒った天帝は、二度と粗相をしないように
ヒキュウのお尻を塞いでしまいました……





どうでしょうか。
すごく愛らしいエピソードだと思いませんか。


風水で金運を呼ぶ置物には後述の蛙や
龍亀などがいますが、


この話だけで株が上がってしまいますね。

このように、お尻を塞がれたヒキュウは

財が入っても出て行かないとして、
現代では金運のお守りとなっています。

金運の中でも特に宝くじ、投資やギャンブルなどの
変動が多い金運に関してご利益があるそうです。

龍亀

  • 姿

頭が龍で、身体が亀の瑞獣です。

亀が龍に変化する様子だともいいます。


  • 能力

古代中国では亀の甲羅は保護を表し、
龍は最高の幸運、最高の財運を意味しました。


そのため、繁栄や平和、安泰をもたらし、
国を護るといわれています。



現在ではそれが個人に適用され、

月々の利益など変動が少ない収入にご利益がある
とされています。

ヤアズ

龍の7番目の子供で、最強の戦士



顔がオオカミで体は龍になっています。

確かに、とても強く勇猛そうな姿をしていますね。



漢字で書くと「睚眦」
どちらも睨むという意味です。

ヒキュウや普通の龍と比べても、
シュッとした見た目でかっこいいですね。

この名前と見た目の通り、
おめでたいご利益がある動物とされていながら
気性が激しく争いを好む性質があります。

優しく、殺生を嫌う麒麟や鳳凰とは大違いです!



しかし風水的にはその気性の粗さや
戦士としての強さが魔除けに役立つ
考えられているようですね。

財運、仕事運にもご利益があるとされています。

三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)

三本足のヒキガエルです。


他の瑞獣と比べると、なんとも地味な姿ですが
これには訳があります。


なぜ三本しか足がないのか。
それは後ろ足で前方の財に飛びつき、
そのまま周りの財をかき集め、守るため!


つまりヒキュウと同じく財を集める
金運のラッキー瑞獣なのです!



古いお金の上に乗っかったり、
お金を咥えていたり、
姿のバリエーションも豊富でした。

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【初心者必見】野外スケッチのオススメ道具はこれ!

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