オシャレなキャプションの作り方をcheck!

色彩心理学とイメージで人を操れ! ―色の効果、意味

 

メリット

・ファッションで他の人から見られたいイメージになれる!

 

・頑張ることなく集中・効率化で仕事も成績もアップできる!

・色彩学の歴史が分かる!

色彩心理や色のイメージの活用とは?どんなところで使われているの?

皆さんは色彩心理という言葉を知っていますか?

聞いたことが無いという方も、

 

赤=温かいイメージ

青=涼しいイメージ

 

という話は知っていると思います。

実際に身の回りにあるパッケージでも、

冬に欲しくなる温かい商品は赤系の色

夏に涼しさを感じさせる商品には

水色が使われていますよね。

 

このように、色は様々な心理的影響を人に

与えることができます。

 

そして

商品のパッケージ 

ホームページのデザイン 

お店のレイアウト

 

など、身の回りのほぼ全てにおいて

色が与える心理効果=色彩心理

が活用されています。

 

つまり、

知らず知らずのうちに商品の良さを

勝手にイメージさせられて……

知らず知らずのうちに、

買わされてしまっている!

 

(あるいは長居してしまったり、沢山注文し

てしまったり、そうでもないのに好感を持っ

てしまっていたり……)

ということなのです。

 

色を制する者は人の心を制する!

頭が良くなることも、お客さんを増やす事も、

少しの工夫次第で簡単に出来てしまうかも

知れません。

 

メンタリストのDaiGoさんも講演会で色彩を

利用した心の操り方について言及しています。

 

今回は、色彩心理とは何か?

色彩によってどんな心理効果があるのか?

を中心にお話していきますね。

 

色彩心理学は科学的な根拠があるの?

 

色彩心理の歴史はまだ浅く、

2000年代に生まれた新しい心理学の分野

とされています。

 

イギリスやアメリカでは色彩心理を扱う

カラーセラピーが医療資格の一つと

されているそうですが、

日本では一つの専門的な分野や学問として

認められているものではありません。

 

そのために

「スピリチュアルっぽい」

「怪しい」

という印象を受けてしまっているのは

否定できません。

 

新しい分野ゆえに、

「色とは何だろう?」

「どうして見えるの?」

「人類の歴史の中でどう使われてきたの?」

「宗教や国では感じ方はどう変わるの?」

 

と、まだ色の物理的な仕組み・人類の進化との

関わりが十分に解明・定義付けができておらず、

大学で教えるような専門的な学問と認められて

いないのです。

 

色彩心理は誰にでも効果があるの?

色彩心理学の難しい所は、国や地域の文化に

よっても色から受けるイメージが違い、

全人類で全く同じではない事です。

 

例えば緑色はナチュラル、癒し、健康

のイメージを与えますが、

キリスト教圏では嫉妬、悪い感情

というイメージも含まれてしまいます。

 

日本ではシェイクスピアの「オセロー」

が有名ではあるものの、

あまり身近に感じるイメージではありませんよね。

 

実際に1963年の日本における実験では

嫉妬をイメージする色として、

、黒が挙げられていました。

 

他にも砂漠気候の国では太陽の黄色が、

ベトナムでは白が、

死を表す不吉な色とされています。

 

このように

色彩が与えるイメージは

全世界で共通ではありません

よって、上述したように専門的な学問とは

見做されていないのです。

 

しかし、人類が進化の過程で色彩にイメージ

を感じるようになったのは、

国や文化が分かれる以前、

初期の哺乳類から進化をした過程の中です。

人間の色の感じ方とイメージは、

チンパンジーとも共通するくらい古いもの

なのです。

 

 

ですから色彩心理のテクニックは

現状、かなりの広範囲で

使う事が出来るのではないか

と言われます。

 

海外では保険が効く・治療法のひとつとして

認められている点から、今後研究が進み、

完全に実用可能な科学的学問に発展する事も

近いと言えるでしょう。

 

まとめ

 

・色彩心理は新しい分野すぎて、まだ科学的に認められているとは言えない

・色彩イメージは文化で異なる=全世界共通ではない

なぜ色からイメージを感じ、操られてしまうの?

 

人間とチンパンジーでは色の感じ方も、

好む色も共通していました。

これはイギリスの心理学者N.ハンフリーによる、

チンパンジーが赤と青のどちらの部屋を

好むかという実験により分かったものです。

 

では

人間はどのような進化を経て

色にイメージを見出し、

こうまで色によって

行動を操られるようになったのでしょうか。

 

私たちの遠い祖先である哺乳類は

主に樹上で生活していました。

そのため、最初に安心できる場所の色として、

樹木の緑を認識出来るようになったといいます。

 

またその樹木の間から見える

空の色を識別するために青を、

 

そして次に食べ物である

木の実の色、赤を、認識しました。

 

このように、

色とイメージを繋げる能力は

人間が進化の過程で獲得した、

生き残るための術

と言えます。

 

ですから、

を見ると本能的

安心できる場所と感じ、気分が落ち着く

 

を見ると本能的

空の存在を感じ、爽やかな気分になる

 

を見ると本能的

獲物や自分の血を感じ、興奮状態になる

 

というように、

生き残るための術=強烈な本能

簡単に色に心を操られてしまうのです。

 

例え本能的な物であっても、

そこまで凄い?本当に使えるの?

と思う方もいるでしょう。

 

ではもう少し具体的に、色が脳に伝達される

仕組みから説明してみます。

 

目に入った色の情報は、

まず目の奥で電気信号に変わります。

そして視神経を通り、脳のなかほどにある視床下部へ届けられ、

そしてその近くにある

ホルモン分泌器官の一つである松果体

色の情報が伝達されます。

 

それによって

ホルモン分泌の変化が起こり心に変化が起きるのです。

 

色が目に入っただけでホルモン分泌までが

無感覚・無意識で行われるのです。

 

たとえ色彩心理について知っていて、

その効果が活用されていると理解していても、

完全にホルモン分泌や脈拍を制御できない以上、

色彩心理には高い効果が見込めるでしょう

 

 

まれに「芸術は自由だから青で熱さを表して、

赤で冷たさを表しても正解では?」

という質問を聞きますが、

炎の熱さから赤=暖色となり、

水の冷たさから青=寒色となるのも

本能に因るものなのです。

なので、学問としては誤りだと考えています。

 

表現としては自由に行うべきです。

しかし、全てが「芸術は自由」という言葉で

切り捨てることは出来ないのです。

 

まとめ

 

・色彩からイメージを感じるのは進化の過程で獲得した本能的なもの。

よって無意識に色に操られてしまう。

色彩学の歴史―呪術から性格診断まで

さて、色彩心理は新しい分野だと初めに紹介しました。

では色彩の研究はどのように進められてきたのでしょうか。

 

ここでは色彩研究の歴史を学んでいきましょう。

 

 

最初の色彩論はアリストテレスから!

 

色彩学の始まりは

紀元前500年頃、ギリシア時代に遡ります。

 

この時代には「赤は血と戦いの象徴」

など呪術的な意味付けだけでなく、

配色方法や発色の研究といった

現代に通じる色彩の研究もされていました。

 

しかし当時は、混色は否定されていたのです。

 

この頃は衣類の色や絵具は天然石や草花など

自然の物から得ています。

 

ですから、植物や虫、鉱石から撮れる赤や青

のような色は入手しやすくても、

紫のような複雑な色は貴重な物でした。

そこで人工的に赤と青を混色し紫色を作る事が

考えられたのです。

 

ですが哲学者であるプラトンはそれを

「神への冒涜」と否定していました。

この頃の宗教観では

世界のあらゆる物は神が作ったものであり、

そのままで一番「美しい物」でした。

 

それに人が手を加える事は

「美しさを壊す」

「神より美しい物を作る行為」

とされたのです。

 

ですから

自然の色を混ぜて新たに色を作り出すことに

反対していたのです。

 

一方プラトンの弟子であるアリストテレスは

「色彩論」を記し、

「色は白と黒の間に生じる」と論じました。

 

この「色彩論」は18世紀までの長い間、

主流であり続けていました

 

色彩学のターニングポイント!ニュートンが色の正体を発見する!

 

15~16世紀のルネサンス時代には

ダ・ヴィンチも配色理論を研究していました。

しかし決定的なターニングポイントが、

ニュートンの著書「光学」です。

 

ニュートンは1666年にプリズムを使って、

太陽の白い光は多数の色(虹色)が重なった物

だと発見しました。

プリズムとは透明な三角柱で、

光の種類を分けて

(光の波長によって分ける・分光)

虹色を映し出す道具です。

 

小学生のときに遊んだ方も多いでしょう。

 

このプリズムに太陽光を通すと、

壁などに上の写真のように虹を映し出すこと

ができるのです。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B00BP5YM0S/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_f4njFbDPED20K

 

白い太陽光が実は沢山の色で出来ているのは

光の三原色を想像すると分かりやすいですね。

 

「赤・緑・青の三色の光を重ねると白に見える」

の逆で

「白い光は赤・緑・青の光に分かれる」

ことを発見したのです。

 

それに対抗したのがドイツの文学者、

ゲーテでした。

アリストテレスのファンであった彼は

「色彩論」を発表し、色の生理的作用や

感覚的作用について述べています。

 

 

近代の色彩学と色彩心理の始まり

19世紀になるとフランス人のシュブルールが

「色の同時対比の法則」という本を出版し、

これを発端にしてヨーロッパで色彩学の本が

多数発行されました。

 

ここで漸く現代まで繋がる

ヨーロッパ色彩学の基礎が固まり始めます

 

20世紀にあの有名な

マンセルオストワルトが現れます。

 

そう、12色相環(24色相環)、10色相環

を発明した人です。

※正確にはPCCS(日本色研配色体系)の

12色相環(24色相環)とオストワルトの

色相環は異なります。

 

学校で習う10色相環は

アメリカの画家であるマンセルが

 

12色相環はドイツのオストワルトが発明した

カラーシステムです。

 

彼らが明度や彩度、補色といった言葉で色を

分類し、理論づけを行ったことで

誰もが簡単に色を活用し易くなりました。

 

また、スイスにあるバウハウスという

建築や美術、デザインを教育する伝統的な

学校では、イッテンという人物が

色の使い方と効果や影響を指導しました。

 

バウハウスは装飾を省いたシンプルな

造形デザインの基礎を作り、現在でも

万年筆のラミー

高級ノートのロイヒトトゥルム

等のデザインで大きな影響を残しています。

 

その後アメリカでは、

色が経済やマーケティングにどう影響するか

研究が行われます。

 

商業的に活用するというアイデアは、

現在の一般的にイメージする色の活用方法で

ある商品デザインやカラーレイアウトの礎に

なりました。

 

カラーコンサルトという職業も

この時生まれます。

初のカラーコンサルタントであるビレンは、

色の好みで性格を判別する手法を提唱し、

現代のカラーセラピーの元祖的存在になります。

 

消火器は危険な場所には黄色と黒の縞

といった身近な色も、1953年に「安全色彩」

として国際標準化機構で採択されて全世界に

広がった色彩学です。

 

このように、人類の色への関心は遥か昔から

ありましたが

仕組みが解明され心理的活用が進められたのは

ここ100年位のことなのです。

 

まとめ

 

・色彩学の始まりはアリストテレスの「色彩論」

・17世紀ニュートンの「光学」で色が科学的に解明される

・20世紀になり理論的な色彩の活用が始まる。

身近な所で使ってみよう!色彩の効果と力

 

ようやくお待ちかねです!

皆さんが一番気になる、

自分の周りですぐに活用できる色彩心理

を表にしました。

前述したように、赤と青は人類進化の過程で

大切な役割を担った色でした。

そのため私達に与える心理的影響は大きくな

ると考えられます。

 

 

やる気や行動力を出したい時 赤 オレンジ
リラックスしたい時 青 緑
記憶力を高めたい時
創造性を高めたい時
不眠時 (照明は赤みのある橙=夕日の色が良い)
嫌な作業をする
デスクワーク 暗い色の床
食欲不振・食事時 赤い照明

次からはファッション、キャラクターデザイン、

お店のレイアウト、パッケージデザイン

ほか売り上げを伸ばす為の

色彩テクニックを紹介します。

 

学生さんは文化祭やアルバイトで応用して

売り上げをドンドン伸ばしてくださいね!

 

ⅰファッション/服装

ファッションこそ色で自分のイメージを

思い通りに変えられる場所です。

ただ活用にはコツがあります。

 

①ポジティブイメージとネガティブイメージを知る

 

色には

ポジティブなイメージと

ネガティブなイメージ

があります。

例えばピンクは優しく女性的なイメージ

があり接客や介護など、相手と友好的な

関係を持ちたい時に便利な色です。

 

ですが、全身ピンクの服を着た人を想像して

みて下さい。

確かに優しそうではありますが、それよりも

幼稚な印象を受けますよね。

 

このように、

優しい、女性的 という

ポジティブなイメージ

幼稚 という

ネガティブなイメージ

 

2種類のイメージが色にはあるのです。

 

そしてそれらは

面積の増やしすぎ

単色での使用

で強調されてしまいます。

 

ですから、

反対のイメージの色で中和する、

ポイント使いにとどめておく

という方法も使っていきましょう。

 

下の表にポジティブイメージと

ネガティブイメージをまとめましたが、

使用する状況によってポジティブ

ネガティブは変わります。

なりたいイメージになるようその時々で

調節しましょう。

 

②膨張色収縮色を意識する

色には膨張色と収縮色という二種類があります。

一般的には

 

高明度の色(白っぽい色)=膨張色

=太って見える色

 

低明度の色(黒っぽい色)=収縮色

            =痩せて見える

 

とされています。

 

つまり自分を大きく見せたい時は高明度の色、

特に白や明るい黄色を身に着けるのが良いです。

 

逆にスタイル良く見せたい時には、

黒を用いましょう。

 

全身を低明度にしてしまうと前述のネガティブ

イメージも強くなってしまいますので

女性でしたらウエストや下半身など小さく見せ

たい部分に黒を使い、メリハリを付けるの

オススメです。

 

※寒色より暖色が膨張して見える

 低彩度より高彩度が膨張して見える

という説もあるそうです。

 

ファッションにおける色のイメージリスト

(ネガティブ、ポジティブの分類は初対面で

のコミュニケーションにおいて、より優位だ

と思われるかどうかで分類した)

 

ポジティブイメージ ネガティブイメージ
派手、かわいい、情熱的、積極的、強い、活動的

 

男性からモテる色は赤

挑発的、遊び好き、目立ちたがり
ピンク かわいい、女性らしい、優しい、ロマンチック 幼稚な、わがまま
明るい、元気、カジュアル、派手、楽しい

 

積極的、親しみやすい、活動的

 
落ち着いた、大人,、自然、安心、真面目 地味、年寄り
黄色 明るい、元気、派手、積極的、楽しい、活動的 目立ちたがり、幼稚
自然、個性的、大人、優しい、おとなしい おとなしい
知的、落ち着いている、真面目、クール

 

強い、爽やか

地味
水色 爽やか、静か、優しい、大人、清潔 寂しい
古典、神秘、大人、セクシー 遊び好き、病的
清潔、明るい、真面目、爽やか、目立つ

 

上品、おとなしい

 
おしゃれ、かっこいい、強い、知的、真面目、セクシー、都会的  
落ち着いた、おとなしい

 

やさしい

地味、くらい、寂しい

 

ⅱキャラクターデザインでのイメージカラー戦略

 

アニメやゲームのキャラクターの多くには

イメージカラーが設定されています。

主にその色のイメージから、キャラクターの

性格や役割を消費者に伝達する点で活用され

ています。

 

キャラクターグッズの販売を念頭に置いて

デザインしたものはその傾向が顕著です。

イメージカラーを設定することで、購入者が

色からキャラクターを連想しやすくなるため

です。

 

これと同様の事が私達現実の人間にも

言えます。

色彩の活用は服装に限らず選挙ポスター、

また企業ロゴ等、

自身が持つイメージを外部に強く発信し

印象付ける上で大変有効な手段なのです。

 

実際に○○レンジャーのような特撮ヒーロー

は、色彩イメージによってキャラクター分け

している事が多いですよね。

 

キャラクターやアイドルは常に一つのイメー

ジを伝達し続けなくてはいけません。

 

ですが私達は

必要に応じて使う色を工夫して

望んだイメージを相手に伝える事が出来ます

 

例えばアメリカのオバマ元大統領は

世界中から愛される鮮やかな青

をイメージカラーに活用し、

若さと信頼を強く打ち出しました。

 

その後、

熱く語る事が有利な状況では赤のネクタイ

冷静さを見せる必要がある時は青のネクタイ

 

と状況や対談相手に合わせて色を活用し成功

を収めました。

 

企業ロゴもある一面ではキャラクターと捉えらえます。

実際に、ある起業家は自分の会社のロゴを

キャラクターと見做し

取引先や顧客の元に赴いて成功を運んでくる

イメージをしていたそうです。

 

あなたのお店のターゲットが

広い年齢層であれば暖色

大人向けなら黒、  

で高級感を感じさせ

 

ロゴの形は

温かさを求めるのであれば曲線

クールで上品なイメージであれば直線

であるのが良いでしょう。

 

また文字の形も与える印象に影響します。

固さ、堅実さ、信頼が必要な業種では漢字

優しさ、親しみやすさを重視する場合はひらがな

を用いるのもテクニックです。

 

 

有効なイメージが何であるかは世の中の状況

に左右されます。

 

例えば昭和であれば堅実、誠実、男性的

である事が有効でした。

令和の現在は先行きが不透明な世相や、多様な

生活様式を反映してか、

柔和、スピード、革新的なイメージが人気です。

 

 

 

ⅲ広告・店舗・販売・マーケティングでの活用

 

ここからは商業の切り口から

色彩の心理効果を紹介していきます。

お店のレイアウトやチラシ、ポスターなどに

活用できる知識になりますので

ぜひ活用してみて下さい。

 

お店のレイアウトに使える色彩の工夫

 

①買い得やオススメの品など、特定の商品を手に取って欲しい時

 

お店の品物の中には「今これを売りたい!」

とプッシュしている品物がありますよね。

その品物も、

「見た目を悪くしないように……」

と周りと変わらないPOPを付けていては

あなたの売り出したい気持ちは

お客様には届きません。

 

オススメ商品など特に目立たせたい物には

やオレンジ、黄色などの暖色系を使った

売り場づくりをするのがベストです。

 

一般的には青のような寒色や無彩色よりも

暖色を用いた方が、パッと目を引くとされて

います。

 

この、意識せず目を引く色の効果を

誘目性

といいます。

 

他にもグレーの商品で固めた棚に、

鮮やかな赤など

全く鮮やかさや色みが異なる品物を配置した

時も誘目性が高くなります。

 

②長居して欲しい/回転率を上げたい&開放的な雰囲気/隠れ家的雰囲気

 

色は店舗の雰囲気を変える上でも重要です。

お客様が求める雰囲気に応じて

店舗の装飾を変えることで

満足度の向上に繋げる事ができますよ。

 

赤などの暖色系には

時間の流れを早く感じさせ(約2倍)

青などの寒色系

ゆっくり感じさせるあ(約2分の1)

という効果があります。

 

美容院など

必然的に長居してしまう場所では青

飲食店など

回転率を上げたいところでは赤

 

というように業種に合わせて変えましょう。

 

③開放的/隠れ家的

 

同じ室内面積でも

 

白は広く感じさせ、黒は狭く感じさせる

作用があります。

 

これは色の白っぽさや黒っぽさ、

つまり明度によって左右され

寒色や暖色等の色味や鮮やかさ(彩度)

とは関係ないとされています。

 

雑貨店でも

外出用品など

外を連想させる品物がメインの場合

解放感のある白系の壁や棚を

 

室内使いが前提の高級文具店など静かな生活

をイメージさせるのであれば

黒系のレイアウトが適しています。

 

狭くて落ち着くか広々開放感

どちらを目指すかで色を変えると狙い通りの

イメージになりますよ。

 

Ⅳパッケージや広告のデザインに使える色彩のイメージ

 

 

パッケージなどのデザインにも前述の誘目性

を活用することが出来ます。

これに加えて、さらに

味覚や香りのイメージさえも操ってみましょう。

 

①味覚と色彩イメージ

 

甘味 ピンク、淡い黄色、白
苦味 黒、茶、灰
渋味 濃い緑
酸味 黄緑、緑
辛味 赤、朱、暗い黄色
塩味(鹹味) 白、藍色、青
美味しそうな色 ピンク、赤、橙、黄色
不味そうな色 暗い黄色、暗い黄緑、暗い紫

 

青系、紫系

 

ダイエットサプリのパッケージの場合、

健康をイメージする緑食欲減退の色である青

逆に満足感や脂肪燃焼のイメージとして赤

を活用した物が多い印象ですよね。

 

ただダイエットサプリというジャンル内でも

食物繊維を売りにした物に赤を使っては

イメージにそぐわなくなります。

 

売り出したい特徴をしっかりと整理してから

色を活用してください!

 

②香りと色彩イメージ

花の香り ピンク、紫、明るい紅色
果物の香り 黄色、黄緑、オレンジ、緑
樟脳などの樹脂の香り 緑、青
コショウなど薬香系の香り 茶色系

 

こちらはドイツの心理学者へニングが示した

香りと色彩のイメージです。

他にも腐敗臭などの項目がありましたが、

マーケティングにおいて有効に使えそうな

色と香りをピックアップしました。

 

③重いと軽い、重量のイメージを表す色

 

一般的に人は

暗い色を重く感じ、明るい色を軽く感じる

とされています。

つまり段ボールやコンテナ等、

重量があることで悪い影響がある物には

白などの明るい色を使うと効率が上がる

です。

 

逆に重さがある方が使いやすい物や

ズッシリとした高級感を出したい商品には

黒や紺色などの暗い色を使う事でイメージの

改善を行う事ができます。

 

④子供向けの色、大人が好む色

 

おもちゃ売り場と事務用品の売り場を

見比べてみて下さい。

おもちゃ売り場の方が鮮やかな色が多用

されているのが分かりますね。

 

このように、

年代や性別によっても色の好みは変わる

とされています。

 

C.W.バレンタインという学者の実験によると

生後6か月の乳児が好む色のトップ5は

黄色、白、ピンク、赤、

 

でした。

 

これが成人になると全世界的に

、白、ピンク

に変化し

50歳前後で明るく淡い色を好む人が増える

とされています。

日本ではこれらに白、黒、グレーが加わります。

 

また

幼児5~6歳を対象にした日本の実験では

男児は

女児は赤紫

共通 ピンク

 

 

特に彩度が高い、鮮やかな色(純色)

を好むことが分かりました。

 

こどもにアンパンマンの人気が高いのも

頷けますね。

 

性別による色の好みについては

女性 淡く明るい色

男性 暗く濃い色

 

そして

2008年イギリスでの実験で

男性が青女性はピンクに惹かれることが

分かっています。

 

しかしながら、心理カウンセラーであり

芸術療法士である山脇恵子は

「地域差や男女差が縮まる現代では色の

嗜好沙が生じにくくなっている」

と述べており、これからの複雑化する時代中

でも不変であるかは分からなくなっています。

 

このような時代だからこそ、

あえて男女の好みからずらした商品が

求められている可能性があります。

 

⑤国による色の好み

瞳の色の違いで光の感じ方が変わり、

好きな色も変わると言われています。

その結果、

人種や環境の違いが色の好みに反映される

という説があります。

 

1994年大山正の実験では

赤と青に対する感じ方を日本、アメリカ、

台湾で調べていますが、若干の違いが

見られました。

 

例えばアメリカ人は

10段階中8.5ほど良い色として見ていますが、

日本人では5程度に留まっています。

 

このようにわずかな差はありますが

1987年の柳瀬徹夫による実験では全世界的に

鮮やかな青

が好まれていることが分かりました。

 

その他鮮やかな黄色鮮やかな赤

などが好まれています。

 

この実験では日本人は

鮮やかな青

明るい青

を好むことが分かっているので、

商品のカラーバリエーションの中に

加えておきましょう。

 

以上、色彩心理学の歴史やケース別の使い方

を見てきました。

次回は色ごとの具体的な意味を

解説していきますね!

 

ワーク この記事の内容を使って、幼児向けおもちゃのパッケージと50代男性をターゲットにした雑誌の表紙を、それぞれ何色にしたらいいか考えてみよう。
 

 

おすすめ書籍

 

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もっと知りたい人はこれを読んでみよう!

 

 

世界の色のイメージを紐解こう

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